「秋季高校野球・四国大会、西条9-0高松商」(1日、春野球場)
準決勝2試合が行われ西条、今治西の愛媛県勢が決勝戦に勝ち上がり、来春のセンバツ大会(3月21日開幕)出場を確実にした。西条は投打の大黒柱、秋山拓巳(2年)が満塁本塁打を含む6打点。投げても先発5回を無安打、4三振と大車輪の活躍をみせ、高松商(香川)を七回コールドで下した。今治西はエース、大戸の好投を受けて、打線の核、滝野が六回、勝負を決める満塁一掃の左中間三塁打を放って尽誠学園(香川)に5-2で快勝した。
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秋山の打球に、ネット裏のプロスカウト陣の目が点になった。「すごいねえ。スター誕生!!」とヤクルト・岡林スカウト。初回一死一、三塁で右中間へ先制2点二塁打。その余韻を残すように四回二死満塁で初球、初回と同じスライダーを、同じ弾道を描くように、“プロ真っ青”のライナーでバックスクリーン右横に打ち込んだ。
130メートル弾。187センチ、95キロの巨体は喜びすぎ?「打球を見てて、ベース踏んでしまって…」と一、二塁間でつんのめって1回転。ユニホームを土まみれにして照れながらベースを1周した。投打でプロに注目される逸材は「調子のいいときの感じに戻ってきた」と、高校通算31本目の手ごたえを振り返った。プレゼントされた記念ボールは大会通算150号ともなり、「縁起がいいですね」とまた笑顔をはじけさせた。
投げても前週の初戦(丸亀戦)で7回0封も、6安打を喫した内容とは一変。今秋、MAX145キロを計測した速球を軸に、出した走者は失策と振り逃げの2人だけ。「ベストに近い」と満足げだ。
これで来春の夢舞台を手元に引き寄せた。「絶対に行かないといけない場所」といってのける。昨秋、今夏の2度、県大会でサヨナラ負けした。「あんな思いがここにつながった。それをバネにサクセスストーリーがあるんですよ」と田辺監督。「高校生でドラフトにかかりたい」という、もう一つの未来も見据えて、甲子園でもサクセスストーリー続編を演じたい。
http://www.daily.co.jp/baseball/2008/11/02/0001550153.shtml
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